新年度を迎えて

変化を求めて新年度を迎える

 新型コロナウイルスに翻弄された2020年度から2021年度の幕開けとなりましたが、その影響は非常に大きく、生活や経済的な活動が元に戻ることはかなり先のことになりそうです。

 そんななか積極的に業務に勤しまれ社会貢献されている会員のみなさまに敬意を表します。
昨年の春から夏にかけて、収束の見通しがつかない状態が続きましたが、私たち世話人は9月からオンラインでの研究会の開催を試みました。みなさまの評価はとても高く、私たちもほっと胸をなで下ろすことができました。

 しかし2021年度はこの進め方を単に引きずっていってもみなさまの満足度を上げていくことは叶いません。2月に行ったアンケート調査でも、オンラインによる事例研究会とこれまでのような集会しての事例研究会の双方を期待する、また自主研究会や会社訪問なども取り入れる、そしてオンラインによるセミナーの実施などの要望がかなり強く、私たちもこれらを参考に変化を求めて組み立てていかなければならないということになります。

 感染症の収束の見えない間はオンラインでの事例研究会が主体になりそうですが、自主研究会やグループディスカッションもとり入れてグレードアップを図りたいと思います。また、集会しての事例研究会も新型コロナの回復状況によっては数回程度実施したいと思っています。セミナーもまずはオンラインで再開したいと計画し、事例研究会、セミナー双方の計画案をお届けいたしました。是非ご参加くださいますようお願いいたします。

 一方、OM研究会は2003年5月に設立しましたから、再来年2023年5月で満20年。来年度が20年目というメモリアルな年を迎えます。20年という節目ですから慎ましやかではありましょうが記念の式典をもちたいと計画しておりまして、この4月頃から準備に入る予定を組んでいます。どの程度の式典が可能かは現段階では未定ですが、会員のみなさまから4~5名の方に準備委員をお願いして進めてまいる所存です。こちらもよろしくご協力のほどお願い申しあげます。

 幸いに、OM研究会には積極的に参加したいと思われている会員様が多くおられますので、世話人一同さらに心を引き締めみなさまのお役に立てるよう努力してまいります。ご叱正、激励、あわせてよろしくお願い申しあげます。

                   2021年4月
                   お客様満足研究会 世話人一同

2021年04月01日