代表あいさつ

「お客様満足研究会(略称:OM研究会/OM研)」は、薬物混入や食中毒事件そして不当表示など重大な不祥事が相次ぎお客様の企業に対する不信感や不安感が高まってきました2003年に、企業のお客様対応部署で働く「ヒト」の育成、とりわけ実務担当者の方々の対応スキルの向上にお役に立ちたいとの切実な思いから企業の枠を超えた任意の団体として設立いたしました。発起人は企業でのお客様対応の実務を豊富に経験してきた有志ある数名で、現在は6名の世話役(世話人と称しています)がボランティアとして運営しています。
 企業様におけるお客様対応の窓口は今や企業価値を左右する重要な部署といえましょう。お客様からのお申し出は年を追って多様になり、その内容はより複雑、深刻になってきています。このことは、お客様が企業や品質に対してより高いレベルの安全と安心を求めていることの表れでもあります。お客さまからのお申し出にその対応を間違えれば企業の存続にもかかわる大問題に発展することにもなります。
私たちは「お客様の満足が得られない企業は、その存続が問われているといっても過言ではない」との信念のもと、発足以来10年を越える実績を積んでまいりました。
具体的には、会員の皆様方と一緒になってお客様対応の事例を研究する「事例研究会」(年10回:無料)や、実務担当者のお客様対応スキル向上のための実践型「セミナー」(年6回:有料)を開催しています。また会員様の困りごとをタイムリーにサポートする「難クレーム110番」を設置して緊急のご相談に応じていますし、会員様同士の交流を深めるための「情報交換会」を年に2、3回開催しております。
このような当会の活動に現在約60社の方々が会員として参加され対応スキルの向上に研鑚されておられます。参加している企業様からは当会の活動に暖かいご支援、ご好評をいただいておりますが、さらにより多くの企業様に参加していただいてお客様対応の実務担当の方々と一緒に勉強してまいりたいと切に願っております。
本ホームページ上のご案内をお読みいただき、是非入会をご検討くださいますようお願い申しあげます。

               お客様満足研究会
               世話人一同
                (代表世話人 枡田 和則)