あけましておめでとうございます。
皆様には健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は元旦に能登半島地震という非常に大きな災害が起こりました。あらためて、お亡くなりになられた方々には謹んでお悔やみを申し上げますとともに、1年経った今なお過酷な避難生活を送られている被災地の皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
さて、昨年を振り返って見ますと自動車工業5社による品質不正問題が発覚し、国土交通省からの是正命令書が発行され、出荷を停止する事態が発生しました。一方、顧客が理不尽な要求をするカスタマーハラスメントが社会問題化するなか、厚生労働省が従業員を守る対策を企業に義務付ける検討に入り、東京都ではカスハラ防止条例が発効され、本年4月1日に施行されます。全国各地に波及し、三重県桑名市では氏名の公表ができる条例が昨年12月に提出されました。
OM研究会では会員の皆様がお客様満足を得られるためのスキルアップを図るセミナー(5 回)やお客様対応の知見を深める事例研究会(11 回)を開催し、新たな試みとして自主的に
17 名の会員の皆様が①もしもし検定受験準備勉強会②企業のカスハラ組織対応勉強会の2テーマに対し学習する自主勉強会に取組んでいます。
今年はどのような年になるでしょうか。テクノロ ジーの進化によりデジタル化が進み、生成 AIの活用による効率化、生産性向上、そして、環境問題等のサステナビリティの重要性が私たちの消費相談部門のあり方にも影響してくると考えます。私たち
OM 研究会発展のためにどのように生活者のニーズに答えるかの学びと会員同士のネットワークを強化し、新たなアイデアや知識を共有していかねばなりません。
「お客様の満足が得られない企業は、その存続が 問われているといっても過言ではない」との信念の もと、会員の皆様と6名のお世話役で未来に向けて「OM研究会」でともに学び成長し、さらなる脱皮の年にしていけたらと考えております。
結びに、今年一年も会員の皆様にとりまして、幸多い、充実した年となりますことを心よりお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。
2025年(令和7年)正月
お客様満足研究会
世話人一同
世話人代表 髙城正光